KONGOUマガジン
〜ジムの開業や安定経営、トレーニングに役立つ情報を発信します〜
プライベートジム経営は儲かるの?ジムの経営に失敗しないためのポイント5つを紹介
「プライベートジムの経営は儲かるの?」
「プライベートジムの経営で失敗しないためのポイントが知りたい!」
ジムの経営を検討している方の中には、このように悩んでいる方もおられるのではないでしょうか。
プライベートジムとは、完全個人型のトレーニングジムです。
人に見られたり感染症の危険性が低いことから、近年注目を集めています。
本記事では、プライベートジム経営のメリットや必要な経費などについて解説します。
また、記事の後半ではプライベートジムの経営で失敗しないための5つのポイントも紹介しているのでぜひ最後までご覧ください。
KONGOUでは、マシンの販売からジムの開業サポートを行っております。
出店エリアの調査、物件探しからサービス設計、会員システムの導入まで丸っとご依頼可能です。
また、補助金のポータルサイトを運営している企業とも連携しており、
約3,500種類ある補助金の中からお客様に最適な補助金のご提案をさせていただきます。
ジムの開業、経営に関するご相談はKONGOUにお任せください。
プライベートジムとは
プライベートジムは、完全個人型のトレーニングジムです。
一般的なジムと異なり、他の人と共有せずに自分だけの空間でトレーニングができます。
トレーニングに集中したい方や、他人の目を気にせずにトレーニングを進めたい方にとって、理想的な環境です。
特に、感染症のリスクを下げられることで近年人気が高まっています。
プライベートジムを経営するメリット3選
次に、プライベートジムを経営する以下の3つのメリットを紹介します。
- プライベートジム経営には特別に資格が必要ない
- プライベートジムは比較的小資本で経営が始められる
- プライベートジムは顧客ターゲットを絞りやすい
プライベートジム経営には特別に資格が必要ない
プライベートジムを経営するためには、特別な資格は必要ありません。
ただし、全くの素人がパーソナルジムを開くことは容易ではないことも事実です。
経験や実績がない状態での開業は、成功が難しくなります。
パーソナルトレーナーとしての知識や経験、実績がある方が顧客からの信頼を得やすく、安定した経営を実現しやすいです。
そのため、開業を決めたら知識を深め、スキルを磨く努力が不可欠です。
特に、以下3つの資格は業界での知名度が高く、多くのトレーナーが取得している人気資格なので取得することをおすすめします。
資格取得を考えている場合は、これらの資格から挑戦してみましょう。
プライベートジムは比較的小資本で経営が始められる
プライベートジムの開業は、初期投資が比較的小さく済みます。
店舗改装や機材購入を考えると、小規模のジムなら300万円から始められることが多いです。
さらに、大規模なジムと違い、多くの従業員を必要とせず、広大な施設も不要なため、ランニングコストの面でも資金繰りがしやすい利点があります。
そのため、初めてジムを開業する人でも経営を始めやすいのが特徴です。
プライベートジムは顧客ターゲットを絞りやすい
大手フィットネスジムと違って、プライベートジムは顧客層を細かく絞れるのが大きな特徴です。
大手ジムでは広範囲な客層を集めなければビジネスとして成り立たないのに対し、プライベートジムは個々のニーズに合わせたサービス提供が可能です。
例えば、大手ジムでは手を出せないニッチな顧客層をターゲットにすることもできます。
プライベートジムを経営するデメリット3選
次に、プライベートジムを経営するデメリットを3つ紹介します。
- プライベートジム経営は大きく儲からない場合もある
- 物件を見つけるのが困難
- 競合他社との差別化が難しい
それぞれのデメリットについて詳しく解説します。
プライベートジム経営は大きく儲からない場合もある
プライベートジム経営は、大きく儲からない場合があります。
プライベートジムは1対1、もしくは少人数制のサービスが特徴で、1度に受け入れ可能な顧客数が限られています。
そのため、大規模なジムのように大きく収益を上げることは難しいのが現実です。
また、高収益を目指して料金を無闇に上げると、顧客が離れてしまうリスクもあるため、価格設定には慎重さが求められます。
物件を見つけるのが困難
プライベートジムは適切な物件探しが難しい場合があります。
例えば、マンションの一室を利用する場合、トレーニングに伴う騒音や、壁・床の損傷リスクがあります。
そのため、マンションのオーナー側がジムとしての利用をためらうケースも少なくありません。
プライベートジムの物件確保には、事前の周到な計画とリサーチが必要となります。
競合他社との差別化が難しい
プライベートジムは競合との差別化が難しい場合があります。
ジムを競合他社と差別化するためには独自性を打ち出す必要があり、明確なターゲットを設定しなければいけません。
また、自身の強みや特長を活かさないと、大手のジムに顧客を奪われるリスクがあります。
そのため、事業計画を策定する際には、明確なターゲット設定と差別化戦略の構築が重要となります。
プライベートジムの経営に必要な費用とは?相場も解説
プライベートジムは、小規模な場合300万円ほどで始められます。
ただし、ランニングコストとして月々70~100万円ほどかかるため、利益を生み出すには月あたり100万円以上売り上げる必要があります。
イニシャルコスト(初期費用)は小規模で300~400万円
プライベートジムを開業する際の初期費用は、小規模な場合で約300万〜400万円程度が目安です。
初期費用には物件取得費、工事費、機材費、システム導入費、そして広告費などが含まれます。
ただし、これらの費用はジムの規模や地域、そしてどのようなサービスを提供するかにより、変動する可能性があります。
※初期費用の目安は一般的なプライベートジムを参考に算出しています。
ランニングコスト(維持費)は70~100万円
プライベートジムの経営のランニングコストは、約70~100万円程度が目安です。
ランニングコストには月々の家賃、人件費、水道光熱費などが含まれます。
維持費を適切にコントロールし、長期的な経営を視野に入れた運営が求められます。
また、予期せぬ出費に備えて常に一定の余裕を持った経営計画を立てることも重要です。
※維持費の目安は一般的なプライベートジムを参考に算出しています。
プライベートジムの開業資金3つの集め方
次に、プライベートジムの開業資金の集め方として以下の3つをご紹介します。
- 自己資金を利用する
- 日本政策金融公庫から融資を受ける
- ジム開業サポートを利用する
自己資金を利用する
プライベートジムの開業資金の一部を調達する方法として、自己資金の利用があります。
特に、十分な資産や資金がある場合、全てを自己資金で賄うことも一つの選択肢となります。
しかし、全ての開業費用を自己資金で賄うことはリスクも大きいです。
そのため、自己資金を開業費用の一部に充て、他の部分は他の調達手段を活用することがおすすめです。
金融的なリスクを分散し、より安定した経営を行うことが可能となります。
日本政策金融公庫から融資を受ける
プライベートジムの開業資金の一部を調達する方法として、日本政策金融公庫からの融資があります。
日本政策金融公庫は、中小企業者や個人事業主を対象に、低利の融資を提供しています。
具体的には、事業計画書や資金計画を提出し公庫の審査を通過すれば、必要な資金を借り入れることが可能です。
しかし、融資を受けるには一定の条件があるため、審査を通過するには念入りな準備と計画が必要となります。
ジム開業サポートを利用する
プライベートジムの開業資金の一部を調達する方法として、ジム開業サポートの利用があります。
ジム開業サポートは、初期投資を軽減するための有効な選択肢です。専門のコンサルタントが事業計画の策定や補助金申請のサポートを行い、資金調達の手続きを円滑に進めます。
ジムやオーナーの状況に合った最適な資金調達プランを提示してくれるため、おすすめの資金調達方法です。
KONGOUでは、マシンの販売からジムの開業サポートを行っております。
出店エリアの調査、物件探しからサービス設計、会員システムの導入まで丸っとご依頼可能です。
また、補助金のポータルサイトを運営している企業とも連携しており、
約3,500種類ある補助金の中からお客様に最適な補助金のご提案をさせていただきます。
ジムの開業、経営に関するご相談はKONGOUにお任せください。
プライベートジムの経営で失敗しないための5つのポイント
次に、プライベートジムの経営で失敗しないために以下の5つのポイントを紹介します。
- まずは小規模なジムから始める
- ターゲットのニーズを明確にする
- ジムの立地を調査する
- 競合他社にない強みで差別化する
- 人気コンテンツで顧客を獲得する
まずは小規模なジムから始める
プライベートジムの経営で失敗しないためのポイントとして、まず小規模なジムから始めることが挙げられます。
ビジネスの初期段階では、顧客のニーズをしっかり把握し、運営に必要なスキルを身につけるための時間が重要です。
いきなり大規模なジムを始めると、その規模とコストに対応するための工数やプレッシャーが増え、経営上のミスを誘発してしまう可能性があります。
そのため、小規模なパーソナルトレーニングジムから始めて経験を積むのがおすすめです。
ターゲットのニーズを明確にする
プライベートジムの経営で失敗しないためのポイントとして、ターゲットのニーズを明確にすることが挙げられます。
現在、トレーニングの目的は多様化しており、それぞれの顧客が求める内容はさまざまです。
そのため、どのような顧客をターゲットにするかを明確化し、そのニーズに基づいてサービス内容や料金を決定することが求められます。
例えば、シニア世代向けのジムであれば、筋力維持や生活の質向上を目的としたメニュー設定が必要です。
ターゲットのニーズを明確にすることで、顧客の継続的な利用を促すことが可能となります。
ジムの立地を調査する
プライベートジムの経営で失敗しないためのポイントとして、ジムの立地を調査することが挙げられます。
ジムの成功は立地に大きく左右されます。
特に、近隣の施設や住民の年齢層を調査して、ターゲットと合致するかを確認することが重要です。
例えば、高齢者が多い地域にジムを開業する場合、シニア向けのプログラムや低強度のエクササイズを提供することが求められます。
ジムの立地から顧客のイメージを掴み、ニーズを対策しましょう。
競合他社にない強みで差別化する
プライベートジムの経営で失敗しないためのポイントとして、競合他社にない強みで差別化することが挙げられます。
大手フィットネスクラブだけでなく、競合となるであろう個人経営の店舗とも差別化を図りましょう。
差別化には、特別なトレーニングメソッドや特定の顧客層への特化など、独自のアプローチが求められます。
しかし、差別化で大切なポイントは、「料金を下げすぎない」ことです。
品質とサービスを落とさずに競争力を保つためには、適切な価格設定が重要です。
人気コンテンツで顧客を獲得する
プライベートジムの経営で失敗しないためのポイントとして、人気コンテンツで顧客を獲得することが挙げられます。
例えば、「月4回のパーソナルトレーニング」や「食事指導」「LINEでのダイエット相談」など、顧客に人気のコンテンツはサービスに組み込むことが重要です。
メインとなるコンテンツを確立することで、新規顧客の獲得だけでなく満足度やリピート率が向上します。
田舎でプライベートジムを経営するのは失敗しやすいですか?
田舎でのプライベートジム経営が失敗しやすいと一概には言えません。
実際、田舎のジムでも成功している例は存在します。
確かに、人口密度の少なさは大きな課題となりますが、一方で家賃や広告費が安いといったメリットもあります。
田舎でのジム経営においては、地域特性を生かしたサービス提供や効率的な経営戦略が求められます。
まとめ
本記事ではプライベートジムの経営について解説しました。
プライベートジムはターゲット顧客が絞りやすく、初期費用も安く抑えられるため経営がはじめての方にもおすすめの営業形態です。
KONGOUでは、マシンの販売からジムの開業サポートを行っております。
出店エリアの調査、物件探しからサービス設計、会員システムの導入まで丸っとご依頼可能です。
また、補助金のポータルサイトを運営している企業とも連携しており、
約3,500種類ある補助金の中からお客様に最適な補助金のご提案をさせていただきます。
ジムの開業、経営に関するご相談はKONGOUにお任せください。
山岸 浩太
-/KONGOU
元ライザップのパーソナルトレーナー。 パーソナルトレーニングジム「POLICY」を全国20店舗展開し、2020年オリジナルトレーニングマシンブランド「KONGOU」設立。 また2021年直営ジム兼ショールーム【AUN'S GYM】オープン。現在全国5店舗展開(東京銀座、名古屋金山、千葉南行徳、大阪梅田、福岡天神)している。
山岸 浩太
-/KONGOU
元ライザップのパーソナルトレーナー。 パーソナルトレーニングジム「POLICY」を全国20店舗展開し、2020年オリジナルトレーニングマシンブランド「KONGOU」設立。 また2021年直営ジム兼ショールーム【AUN'S GYM】オープン。現在全国5店舗展開(東京銀座、名古屋金山、千葉南行徳、大阪梅田、福岡天神)している。